Q
& A
質問 |
リストモードはありますか? |
回答 |
あります。リストモードは、スペクトロスコピーアンプからの波形整形された出力信号が設定スレッショルドを超え、その波高値がLLDとULDの間にあることが確定した場合に、計測開始からのスレッショルドを超えた時までの経過時間と波高値とCH番号をひとまとめにした8バイト長のリストデータとし、USBケーブルを経由してPCへ転送してファイルへ保存します。
付属のアプリケーションでは、保存するバイナリ形式をビッグ/リトルエンディアンの選択設定ができ、そのバイナリデータをカンマ区切りのテキスト(CSV)形式に変換する機能もついています。 |
質問 |
付属アプリ起動時に「connection error」ダイアログが表示され、PCと機器が接続できない。 |
回答 |
付属アプリケーション起動に発生する、PCと機器との接続エラーに関しては、こちらのサポート-USB機器共通を参照ください。 |
質問 |
USB3.0に対応していますか? |
回答 |
USB3.0ポートとの接続及び使用はできますが、通信速度はUSB2.0の仕様となります。 |
質問 |
サンプルプログラムはありますか? |
回答 |
あります。開発言語はVisual C++, Visual C#, Linux, LabVIEWがあります。弊社ホームページのサポートよりダウンロード可能です。 |
質問 |
MCS(Multi Channel Scaler)機能はありますか? |
回答 |
標準仕様ではありませんが、リストモードでの時間情報をご利用いただけます。
またオプションにて追加可能です。このオプションにて本製品内部でMCSスペクトルを生成することができます。
MCSモードは、横軸をナノ秒から秒といった時間、縦軸をカウントとしたスペクトルデータを生成します。横軸は予め1チャネルあたりの時間幅であるでデュエルタイムを最小40ナノ秒から最大100秒から選択し、チャネル数は16384、チャネルあたり232カウントすることが可能です。LLDとULD範囲内の有効イベントを検出した際に、その時スレッショルドを超えたタイミングの時間情報を元に、該当する経過時間チャネルにカウントを加算していきます。
MCSモード実行中はフロントパネルのLEMOコネクタ「VETO」にLV-TTLレベルの信号を入力することでMCSカウントをクリアすることができます。 |
質問 |
Coincidence(コインシデンス機能)はありますか? |
回答 |
標準仕様ではありませんが、リストモードでの時間情報をご利用いただけます。
またオプションにて追加可能です。CH1とCH2を用いて、ある設定時間内に同時に検出した時間と波高値を取得するモードです。設定時間の範囲は、最小±40nsから最大±10μsecです。リストモードとして2チャンネル同時リストデータを保存したり、横軸CH1
PHAと縦軸CH2 PHAによる2次元ヒストグラム(2048×2048チャネル)を作成したりすることができます。 |
質問 |
デッドタイムはありますか?どれくらいですか? |
回答 |
あります。デッドタイムとは、MCAが波高値を計測できない時間帯のことです。放射線のように不規則に発生する事象に対し、事象発生からピーク検出、波高値のデジタル変換、メモリ書き換え、波高値のリセットまでを実行している間は、新たな事象を計測できません。本装置のデッドタイムは、固定1.5μsecです。 |
質問 |
GATE機能はありますか? |
回答 |
あります。ある事象発生時に、外部からの条件によりその時のイベントデータを取得したい場合は、フロントパネルのLEMOコネクタ「GATE」に対しLV-TTLレベルの信号を入力します。Highの時は計測をし、Lowの時は計測しません。 |
質問 |
VETO機能はありますか? |
回答 |
あります。ある事象発生時に、外部からの条件によりその時のイベントデータを破棄したい場合は、フロントパネルのLEMOコネクタ「VETO」に対しLV-TTLレベルの信号を入力します。「GATE」とは逆で、Lowの時は計測をし、Lowの時は計測しません。タイミングは前述のGATEと同様です。 |
質問 |
リストモードでの計測中に時間情報を外部からリセットできますか? |
回答 |
できます。listモードで実行中にフロントパネルのLEMOコネクタ「VETO」に対しLV-TTLレベルの信号を入力します。listモード実行中はVETO機能は使用できないことになります。もしVETOを使用されたい場合はフロントパネルのLEMOコネクタ「GATE」に反転したVETO信号を入力することでご使用頂けます。 |
質問 |
検出器からのBNCコネクタのケーブルをUSB-MCA4に接続するにはどのようにすればよいですか? |
回答 |
本装置への信号入力コネクタに、LEMO社製 EPL.00.250.NTN及び同等形状のものを使用しております。

BNCコネクタケーブルをご使用の場合、以下のような変換アダプタをご使用頂くことで、本装置と接続することが可能となります。
メーカー Huber & Suhner社
メーカー型式 33_QLA-BNC-01-1/1--_NE
内容 QLA-01 to BNC
Connector Gender 1 Interface QLA-01
Connector Gender 2 Interface BNC |
質問 |
ドライバソフトウェアのインストールはどのようにすればよいですか? |
回答 |
付属ユーザーマニュアルに「ドライバーソフトウェアのインストール」の章がございます。
または弊社ホームページに最新のユーザーマニュアルがございますのでこちらをご参照ください。 |
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